体のトラブルが起きてしまった場合の対処方法について

身体の不調を解決する有効的な方法とは

因子について

すい臓がんには危険因子があります。家族歴のある方や肥満や糖尿病、慢性膵炎などがあります。家族歴の有る方は無い方の13倍で肥満や糖尿病の方は2倍、慢性膵炎などの方は4〜8倍で、なにもない方と比べるとすい臓がんになりやすいといったデーターがあります。喫煙も2〜3倍の危険因子があります。すい臓がんの症状はお腹や、腰、背中の痛み他には黄疸や体重の減少または糖尿病の悪化などがあります。しかし実際にはこのような症状が出る場合には、進行したすい臓がんの場合が多いです。出来ればこのような症状が出る前に、早期の段階で見つかる事が望ましいのですが、それがなかなかむずかしい病気です。そこで早期の発見につながる工夫として、定期的な健康診断を受けたり、ちょっとした症状でもすい臓の検査をする事です。

すい臓がんに対する外科治療は、がんの部分を手術によって取り除くという治療法になります。すい臓というのは、胃の裏側にある横長の臓器で、右側を頭部、左側を尾部と呼んでいます。すい臓を切除する方法としては、真ん中から右側を切除する膵頭部切除と左側を切除する膵尾部切除、またはすい臓を全部取り去る膵全摘出の3通りがあります。すい臓の頭部は十二脂腸や胆管と一体化しており、頭部を切除する場合は十二脂腸や、さらに胆管なども切除しなければならないので、尾部の切除に比べて手術は煩雑となります。手術の長期成績も胃癌や大腸がんなどと比べると決して満足できるものではありません。30年前には非常に危険な手術とされていました。しかし現在では手術成績は目覚しく向上し、きわめて安全に行えるようになってきました。その理由は手術技術の向上ももちろんですが、現在では放射線診断学や麻酔技術、手術器具の進歩によって取り組みが行われています。