体のトラブルが起きてしまった場合の対処方法について

身体の不調を解決する有効的な方法とは

知ること

頚椎椎間板ヘルニアとは、頚部にある椎間板に起きる症状の事を言います。人間の頚部は、7個の椎骨という骨で出来ています。この7個の骨の内、椎間板が存在しているのは頭部から数えて2個目からの6個の椎骨だけになります。これらの椎間板にヘルニアという症状が出るのが、頚椎椎間板ヘルニアです。  ヘルニアとは、椎間板の中身が本来あるべき位置から飛び出している状態の事を言います。椎間板は椎骨の間でクッションのような役割を果たしている部分です。その椎間板に何等かの理由で亀裂が入り、中身である髄核が外に飛び出す事があるのです。  頚椎椎間板ヘルニアの代表的な症状としては、頚部の痛みや肩こりが有名です。ただ、これらの症状は他の病気でも起こる事なので、これだけで見分けるのは難しいです。そのため、それ以外に起きる症状が重要な判断材料となります。  他の症状とは具体的には、片手もしくは両手に起きる痺れ、握力の低下等があります。症状がひどくなると、字が書けなくなる、洋服のボタンの留め外しが困難になる等の症状が出るようになります。

 頚椎椎間板ヘルニアの治療に際しては、まずは細かな検査を受ける事になります。代表的な検査内容としては、X線検査やMRI検査等が行なわれます。それ以外にも、知覚や筋力の検査等も行ない、検査結果から総合的に判断がされます。  患部が判明したら、実際の治療に入ります。頚椎椎間板ヘルニアの治療は、障害を受けている部分によって内容が異なってきます。  障害を受けている部分が脊髄の場合には、手術が行なわれるのが一般的です。手術方法は大きく2種類に分類出来ます。一つ目は、椎体等を削ってヘルニアを摘出する方法です。ヘルニアの摘出後には、自分の骨を移植します。二つ目は、脊柱管を拡げるという方法です。これによって、脊髄への圧迫を間接的に解除します。  障害を受けている部分が神経根の場合には、保存的治療を行なうのが基本です。患部を固定して、消炎鎮痛薬の投与等を行ないます。ただ、この治療方法を続けても効果が見られない場合には、手術という選択肢も出てきます。  ちなみに、頚椎椎間板ヘルニアの治療にかかる費用は、一般的に手術の場合には20〜30万円程度かかる事が多いです。