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脳動静脈奇形の概要と治療費

脳動静脈奇形(AVM)は、10万人に1人の割合で発生する生まれつきの脳血管の奇形です。通常動脈と静脈は毛細血管でつながり栄養などのやり取りを行っていますが、脳動静脈奇形では一部で毛細血管が欠如し直接動脈と静脈がつながってしまっています。そのために異常に血流が多くなり脳出血やくも膜下出血を引き起こしてしまいます。脳動静脈奇形は症状の出ない軽度なものもありますが、てんかん発作を引き起こす場合もあり命にかかわることもあります。治療は開頭により奇形部分を切除する方法とガンマナイフなどの放射線により奇形を小さきする方法、カテーテルにより奇形部分を塞栓させる方法があります。治療にかかる費用はどの方法をとるかによりまちまちですが、ガンマナイフを利用した場合には55万円程度の費用が掛かるといわれています。健康保険が適用されるので自己負担16万円程度で治療を受けることができます。

これまでの脳神経外科のあゆみ

現在ではさまざまな治療法が用意されている脳動静脈奇形をはじめとした脳神経外科ですが、紀元前より開頭手術が行われていたという記録があります。近代においては19世紀後半のヨーロッパで徐々に脳神経外科が成立しはじめ、20世紀初頭に大きく花開きました。脳血管撮影の開発や脳波の発見、コンピュータ断層撮影の開発が行われ診断の精度が格段にあがりました。その後1972年にはCTスキャンが1973年にはMRIが実用化され画像診断がさらに向上しました。診断の精度が向上しのと同じように手術用顕微鏡の導入により外科的手術も技術も向上していきました。さらにガンマナイフなど放射線を使った治療の開発も進められ、さらに制度が上がり現在のようにさまざまな治療法が選択できるようになりました。